書きぬきメモ

夏至の朝に咲いた花

ダイソーで購入した種(よりどり二袋100円)から育てた百日草。 他の芽は双葉や本葉を雀に食べられて、成長が止まってます。私は雀に聞いてみたい。「美味しいの?百日草の葉っぱ・・・」 スイートピーはオザキフラワーパーク買った種から育ちました。 グラ…

ねこ歩き

ねこ歩き作者: 岩合光昭出版社/メーカー: クレヴィス発売日: 2013/05/29メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (8件) を見る岩合光昭の猫の写真集はとても人気があります。猫への深い愛が写真にあふれていますよね。猫の警戒心を解いたり、…

工藤直子さんの言葉

一昨日 ターシャ展の帰りに教文館書店内の児童書専門店《ナルニア国》に寄り道しました。 「花子とアン」の村岡花子さんはこのビルが出来たてほやほやの時、編集者としてここで働いていたそうです。机のあった場所がビニールテープで示してありました。戦災…

LIKEとLOVE

新装 ぼくを探しに作者: シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein,倉橋由美子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1979/04/12メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 195回この商品を含むブログ (128件) を見る部数を落としているという評判の朝日新聞。入院中…

谷川俊太郎エトセテラリミックス

谷川俊太郎エトセテラ リミックス作者: 谷川俊太郎出版社/メーカー: いそっぷ社発売日: 2006/04メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る谷川俊太郎さんの詩やショートショートや台本(ラジオ番組・映画)が収録されている本。才人…

アール・ブリュット展の図録

片づけが苦手で、本棚が末期的ありさまなので、本は極力図書館で借り、買わないようにしているのですが、昨日は珍しく図録を購入しました。都築響一さんの巻頭エッセイ『源泉の水辺に』の中に引用されていた文章が、アール・ブリュットに心魅かれるのは何故…

蒼蠅

蒼蠅[本/雑誌] / 熊谷守一/著ジャンル: 本・雑誌・コミック > 小説・エッセイ > エッセイ > エッセイショップ: CD&DVD NEOWING価格: 3,132円ようやく読み終わりました。やっぱり好きです。熊谷守一。 メリヤス肌着のゴム編み部分やイヤだったり、画壇での世…

「サル化」する人間社会

「サル化」する人間社会 (知のトレッキング叢書)作者: 山極寿一出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2014/07/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る作者の山極寿一教授は次期京都大学総長に選出されたそうです。教授の研究室の…

自炊

『ひみつの王国』の中で不思議に心魅かれた石井桃子自身の書いた「自炊」という短い文章。《世の中には、ご飯をつくったり、あと片づけは、がまんできても、ひとりでたべるのはつまらないという人もいる。ところが、それも私は、気にしなかった。ひとりだと…

春風亭一之輔 古今亭文菊 二人会@三鷹星のホール

台風接近中の怪しい天候でしたが、落語会に行ってきました。ゴアテックスのレインパーカー&アンクルブーツで完全武装していた割にはほとんど雨に合わずに済みました。ホッ。 「足元の悪い中、世間の人たちは海や山に遊びに行こうというこの時期に、ご来場の…

自分で「クール」と言うのは、クールじゃないですよね。

今日の朝日新聞土曜版「フロントランナー」で紹介されていたフランス人の若者の言葉に共感しました。 ベルトラン・トマさん(33歳)。京都にお弁当箱専門店を開き、オンラインショップで海外にもお弁当箱や関連グッズを販売しているそうです。以下は記事の書…

好きな言葉

7月12日のスーパームーン 7月13日の朝日新聞に出ていた、小津安二郎の言葉 なんでもないことは流行に従う 重大なことは道徳に従う 芸術のことは自分に従う もう一つ 石井桃子さんの大好きな言葉 子どもたちよ 子ども時代をしっかりと たのしんでください。 …

問う力

問う力 始まりのコミュニケーション―長田弘連続対談作者: 長田弘出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2009/02/26メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (12件) を見るいつ頃からか、日本人作家の著作を読む時、奥付けを見て初版発行が東日本…

ナイトキャップは・・・

時代の風音 (朝日文芸文庫)作者: 宮崎駿,堀田善衛,司馬遼太郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 1997/03/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 41回この商品を含むブログ (24件) を見る寝つきは良い方ですが、ナイトキャップ代わりに、布団の中で活字を…

図工準備室の窓から

図工準備室の窓から: 窓をあければ子どもたちがいた作者: 岡田淳出版社/メーカー: 偕成社発売日: 2012/10/16メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る児童文学者 岡田淳さんの初めてのエッセイ集です。 娘は『びりっかすの神さま』…

幼児教育でいちばん大切なこと 聞く力を育てる

幼児教育でいちばん大切なこと―聞く力を育てる作者: 外山滋比古出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/01/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る外山慈比古さんは『思考の整理学』で有名。英語学が専門なのにお茶の水女子大付属幼稚園の園長職を優…

あの頃の未来

みがけば光る作者: 石井桃子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/09/19メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る1967年の4月に朝日新聞に連載されたコラム《暮らし寸評》の中の一編『テレビを見る顔』というエッセイを読ん…

『みがけば光る』

石井桃子さんの『みがけば光る』というエッセイ集を読んでいます。1950年代と60年代に新聞や雑誌に発表された文章が大部分ですが、全然古びていません。 リアリストの文章だなぁ・・・と感嘆することしきりです。 面白かった文をいくつか書きぬきます。 私は…

眼にて云ふ

朝日新聞に連載中の《没後80年 賢治を語ろう⑥》語り手は作家の青木新門さん。映画「おくりびと」誕生のきっかけとなった「納棺夫日記」の作者です。 記事の中で宮澤賢治の詩「眼にて云ふ」を紹介してくれています。 「だめでせう とまりませんな ゆうべか…

国宝 向源寺 十一面観音菩薩立像

今回の旅行の一番の目的はこの仏像を拝観することでした。 2006年10月3日〜12月3日の二ヶ月間だけ、東京国立博物館 平成館で開催された《特別展 仏像 一木にこめられた祈り》で出会って、魅了された仏さまです。 今回は8月4日(日) 朝 ツアーのために通常の開…

腕白小僧 

まず腕白小僧を育てあげなければ、かしこい人間を育てあげることには決して成功しないだろう J.Jルソー

看取り先生の遺言

看取り先生の遺言 がんで安らかな最期を迎えるために作者: 奥野修司出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/01/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る落語の『死神』で言えば、枕元に死神が立っている方の患者さんに医療行為を続けることが、…

たっぷり甘えさせて しあわせ脳を育てる!

たっぷり甘えさせて しあわせ脳を育てる! 6歳までの子育て作者: 渡辺久子,min出版社/メーカー: カンゼン発売日: 2012/10/22メディア: 単行本この商品を含むブログを見る著者の渡辺久子さんは慶應義塾大学医学部小児科学教室で専任講師を勤めていらっしゃいま…

〈ひと〉の現象学

の現象学" title="の現象学">の現象学作者: 鷲田清一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/03/21メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る昨日ようやく読み終わりました。老眼が進み、理解力も衰え、半分くらいは理解できなかった…

OKバジ 帰国報告会

6月8日(土)はOKバジ(垣見一雅)さんの誕生日。文京シビックセンター26階スカイホールで「帰国報告会」がありました。私もスタッフとして少しお手伝いさせていただきました。 OKバジはネパールで草の根の支援活動をしていらっしゃる方です。OKバジ 村…

失敗談より 外山滋比古 

失敗談作者: 外山滋比古出版社/メーカー: 東京書籍発売日: 2013/04/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るとても面白かったです。特に旧制中学時代の恩師について書いた文章には感動しました。心から尊敬できる先生との出会いが教職を志す契…

保育の場に子どもが自分を開くとき

保育の場に子どもが自分を開くとき―保育者が綴る14編のエピソード記述作者: 室田一樹出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2013/01/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る上記の本を図書館にリクエストしたところ、購入してくれました。うれし〜♪…

失敗談

失敗談作者: 外山滋比古出版社/メーカー: 東京書籍発売日: 2013/04/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る実はまだ読んでいないのですが、『思考の整理学』で有名な外山滋比古先生の最新書き下ろしエッセイだそうです。おん年90歳。 新聞広告…

訃報:E・Lカニグズバーグ

ロールパン・チームの作戦 (岩波少年文庫)作者: E.L.カニグズバーグ,E.L. Konigsburg,松永ふみ子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1989/05/18メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る朝刊を読んでいたら、小さな訃報に気がつきました。 E・Lカニグ…

痛切と哀切

4月は気持ちばかりが慌ただしく過ぎています。 朝日新聞の土曜版のシリーズ記事《うたの旅人》が《映画の旅人》に変わっていたことに昨日ようやく気づきました。 13日(土)発行の新聞を木曜日にしつこく読んでいる私も私ですが、小栗康平の「泥の河」は好き…