古今亭文菊・古今亭志ん陽真打昇進披露興行@北千住


昨日は北千住のシアター1010で 古今亭文菊・古今亭志ん陽真打昇進披露興行を聴いてきました。昨年の秋に昇進しているので、ちょっと今更感がなくはないですが、大好きな権太楼・三三・菊之丞師匠が揃い踏みとなると、行かないわけにはいきません。
で、もちろん大満足。特に披露口上での三三師匠の言葉にグッときました。「その才能を自分ひとりのために使わないで、落語界のために使って欲しい」というようなことを言っていたのです。ある意味自分自身への所信表明とも感じました。権太楼師匠の古今亭志ん朝師匠の思い出話も良かったです。ゴルフをあとハーフラウンドまわろうと自分が言い出したのにもかかわらず、落語研究会の準備のためにやっぱり帰ると言って、引きとめる先輩に「兄さんの明烏とは明烏が違うんです」と言い放ったそうです。芸への自負心。志ん朝師匠はつくづくすごい人だったんですね。
文菊師匠の「子別れ」。今日は亀が父親の熊に地主の坊っちゃんにいじめられたことを話しているところで泣いてしまいました。サラッと語るのですが、情景が見えるんですよ〜。

北千住ルミネのお手洗い。空き室状況が電光表示板に!初めて見ましたっ( ..)φメモメモ