かけあし日記


気がつけば12月も半ばを過ぎてしまいました。
12月6日(木)には古今亭文菊真打昇進祝賀落語会@武蔵野公会堂に行きました。つれあいが開演2時間前に入場整理券をGETしてくれたので、お誘いした友人と一緒に最前列に陣取って、落語を堪能しました。緞帳に「ベンベルグ」「旭味」「カシミロン」なんて昭和レトロな商品名が列記してあり、みんなで「懐かし〜♪」と言いあいました。文菊師匠の演目は「野ざらし」と「心眼」。
打ち上げにもご一緒させていただき、ギター漫談のペペ桜井先生のお隣に座って、刑務所の慰問等のお話をうかがいました。楽しかったです。
12月8日(土)には三三・左龍の会@内幸町ホールに行きました。幕が開くと舞台に二人が並んで座って、世間話をするのですが、敷いていた座布団が一枚は新品、もう一枚は約一年使用後。厚さが全然違うのと、古い方には噺家さんの足の跡が二本くっきりついていることにびっくり。肝心の落語本編では何故か古い方を使用していました。あんまりフカフカだと座り心地が悪いのかな?
12月11日(火)には中瀬幼稚園で「犬と猫とうろこ玉」を語らせてもらいました。魚のお腹の中から探し物が出てくるというモチーフが好きです。
12月13日(木)は杉並公会堂グランサロンでフォーリエコンサートを聴いてきました。爽やかな女声合唱は5月の森を吹き抜けてくる風のよう。フォーリエってイタリア語で葉っぱという意味だそうです。
その夜、職場のミニ会議の後、曙橋バックインタウンで猫の内山修さんのバースデーソロライブ。ハスキーボイスによる名曲カバーがとても素敵でした。http://blog.livedoor.jp/umfuchineco-since2004/archives/6144034.html
今日12月16日(日)は都知事衆議院の選挙。久しぶりに(前回の選挙以来)通った道沿いに、忽然とマンションが1軒、介護施設が1軒建っていてびっくり。午後は無料感謝デーのちひろ美術館へ。12月15日はいわさきちひろさんの誕生日。谷川俊太郎さんも12月15日生まれだそうです。芸術的な星まわりなのかな?展示品にちひろさんのパスポートがあったのですが、本名は知弘さん。ともひろと読まれたこともあったのではないかしら。
いわさきちひろの描く子どもの目はつぶらだけれどまぶたが厚くて、どの子もやっぱりモンゴロイドだな〜と思います。酒井駒子の描く子どもはもうちょっと西洋人風な感じ。現実の日本の子どもも昭和と平成では顔つきが結構変わっているのかもしれませんね。
企画展の『出久根育の絵本展』を見たかったので、チラシを下さったOさんに感謝。ありがとう!
同時展示の子どものための工芸展は撮影OKでした。


このマスクと着せ替え人形の作者は長野県松川村在住だそうです。安曇野ちひろ美術館がある村で、私の実家のとなり村でもあります。


ロッキングタイガー&ゴリラ&ライオン。何とも味のある表情。

美しい形。美しい色。こんな道具が欲しいな〜。

この空豆型の椅子の材はクルミ。やわらかな曲線がすてき。座り心地もgoodでした。