ぎやまん寄席 文菊ひとり会

今日は湯島天神参集殿で古今亭文菊師匠の噺を3席も聴いてきました。

18時15分開場だったので、かねてから行ってみたいと思っていた『デリー』上野店で早めの晩ご飯。辛い物好きな私はカシミールカレー(¥950)

つれあいは牛タン入りコルマカレー(こちらはフルーティーでマイルド。柔らかく煮込んだ牛タンがゴロゴロ!)、
コルマカレーをタンドーリチキンのセットにして(¥2,000)、チキンとサラダはシェアしました。

生ビール(セットドリンク)はつれあいに譲りましたが、結局は瓶ビールも追加してお相伴させてもらいました。サラダのトマトは湯むきしてあって、特製ドレッシングがたっぷりかかっていました。卓上にはキュウリと玉ねぎのピクルス(無料)。ナスのピクルス(¥200)も注文。ご飯の横にのせてみました。マスタードの種も入っていましたが、辛くなかったです。

カシミールカレーはかなり辛いのですが、深みのある味。美味しかった〜。クセになって毎日通う人もいる・・・という噂もさもありなんという感じ。カウンターと二人掛けテーブルが4席という普通のカレーショップの店構えで、本格インド・パキスタン料理がリーズナブルなお値段で食べられました。料理はササッと出てきたし、接客も良かったので、また行きたいです。
国立演芸場に行った時は、麹町『アジャンタ』。今日は湯島天神と『デリー』。我が家では文菊落語とカレーがセットのことが多いです。まめ蔵寄席では、仕上げは必ず《まめ蔵カレー》なので、パブロフの犬化してしまったのでしょうか(^^ゞ。それにしてもカレーのお店は男性客が9割近いかな?辛いけどタイ料理は女性客が多いような・・・。食べ物の好みにも若干の性差があるような気がします。

文菊ひとり会は湯島天神参集殿1階の洋間で開催されました。私はてっきり二階の和室かとおもって、膝を崩しても楽なようにロングスカートをはいてきましたが、椅子席でした。高座はとても高く設定してあって、立ちあがったら天井に頭が届きそうでした。

     柳家 おじさん  牛ほめ
     古今亭 文菊   権助提灯
     古今亭 文菊   四段目
         仲入り
     古今亭 文菊   夢金
夢オチのハードボイルド『夢金』は冬の夜の描写を楽しむ噺だなと思いました。雪の夜の静けさ、冷たさ、瀬音・・・。明るく暖かなホールにいるのに、噺の世界に半身が入り込んでいるような、そんな不思議な感覚でした。
権助提灯と四段目は抱腹絶倒。いつ聴いても安心して大笑い。それにしても権助の主人は女心がわかってないな〜。クラシック・ジャズ・落語のファンにはマニアックな人(つまりオタク?)が多いという話とクラシックレコードマニアのヘアスタイルの話がおかしかったです。先日の三三・左龍の会では各高座の所要時間をメモしているおじさんと昔なつかしイチキュウ分けのおじさんを目撃したので、ついつい思い出し笑いしちゃいました。