立川談春独演会@三鷹公会堂

かずあそびウラパン・オコサ (絵本・こどものひろば)

かずあそびウラパン・オコサ (絵本・こどものひろば)

昨日は立川談春独演会に行ってきました。今回の公演は往復はがきで予約するスタイルだったので、最初はパスしようと思ったのですが、残席ありのメルマガが来たので、HPをチェックしたら、結構良い席が残ってる!フラフラと予約してしまいました(笑)行ってみたら、補助席も出ての満員御礼。談春人気は盤石でした。
談志師匠がパンツ一丁で根津権現に銀杏を拾いにいったエピソードを紹介しつつ、「男は台風好きですよね〜。」と伝法な口調で客席に語りかけていました。いえいえ実は女だって台風が好きな人はいっぱいいると思いますよ。。。世間を憚って大きな声では言えないだけで。。。。私は小学生の時、ダメと知りつつ防波堤近くまで海を見に行きましたもの。(良い子は絶対真似しちゃダメ)

      立川 春太  『寄合酒』
      立川 談春  『二人旅』
           仲入り
      立川 談春  『三軒長屋』

『二人旅』の茶屋のばあさんが最高でした。前歯をみせて、猫背になって上目遣いをするとそこに浦辺粂子がいるみたい(笑)上の前歯二本が大きくて笑うとカワイくなる男ベスト3は、古今亭志ん朝立川談春石原慎太郎です。

独演会の前に三鷹市美術ギャラリーで谷川晃一展を見てきました。『ウラパン・オコサ』の作者です。奥行きとか空間とか立体感にまったく興味がない人なんだなぁと面白く思いました。本の表紙やアートディレクションの仕事が興味深かったです。絵はパウル・クレーに通じるものを感じました。この方も絵は独学だそうです。私はどうも独学で絵を描く人に魅かれるようです。
『ウラパン・オコサ』は二進法を理解するのに最適。とても面白い絵本です。おすすめ。

三鷹公会堂は今年の冬から改修工事に入るそうです。野球場みたいな今の椅子をもっと座り心地の良い椅子に交換してくれるそうですよ。なので、改修後は客席数は減るそうです。私はこのホールが大・大・大好きなので、壊さず、客席数を減らして、お客さんの快適さを求めるという姿勢が素晴らしいと思いました。三鷹市政エライ!

三鷹駅から公会堂への往復はバスに乗らずに歩くのですが、面白い集合住宅の名前を発見しました。「海馬館?不思議な名前。。。」と思ったら敷地内に神経科のクリニックが!「やっぱり脳の海馬なのね・・・」と納得。内科医の経営するアパートは《ランゲルハウ(ン)ス》、耳鼻科だったら《蝸牛館》とか・・・いかがでしょう?ちなみにタツノオトシゴも海馬です。脳の海馬とタツノオトシゴは形がそっくりだそうです。