博物館と寄席


昨日は『孫文梅屋庄吉展』を見に東京国立博物館に行きました。孫文婦人の宋慶齢さんが美しかったです。

せっかくなので常設展もひとまわりしました。茶の湯のコーナーの展示品で、しみじみ好きだな〜と感じる器がありました。それは広田松繁寄贈品でした。以前にも書きましたが、不思議なくらい広田コレクションが好きです。
http://d.hatena.ne.jp/fumfum235/20100503/1272900308


ハスの花の咲く池でのんびり釣り糸を垂れているおじさん・・・なんとも長閑な雰囲気。水面を渡る涼しい風を感じます。おじさんのサイズがコロボックルっぽくてかわいい!

表慶館の東洋美術コレクションも見なきゃ!と思いつつ、ライオンさんを見上げたら、実は狛犬のように口が阿形と吽形だったのですね。バリバリの西洋建築だったので、今まで気づきませんでした。


表慶館にも広田コレクションが数点展示されています。

節電中だから?ちょっと暗い写真になってしまいました。それにしても、東博は指定の作品以外は写真撮影可(フラッシュは不可)なんですよね・・・未だに慣れません。つい、コソコソしてしまいます(^^ゞ

今日はつれあいのお誘いで鈴本演芸場に行きました。二日連続の上野行きです。柳家三三師匠・古今亭菊之丞師匠・柳家喜多八師匠がそろって出るなんて!強力ラインナップのせいか、平日の昼にもかかわらず客席は七割強の入りでした。菊之丞師匠の『棒だら』では、お腹の皮がよじれるほど笑いました。
カンジヤマ・マイムのパントマイムも面白かった〜。ラジオ体操のパントマイムバージョンがすごかったです。とても生身の身体とは思えない不可思議な動きでした。