螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんのげんかん)

11月20日(金)に娘と東京国立博物館平成館に「皇室の名宝展 第2期」を見に行きました。平日の午後にもかかわらず、入場まで30分待ち。実際には20分くらいで入場できましたが・・・。「とにかく見たいのは、螺鈿紫檀阮咸!」http://osaka.yomiuri.co.jp/shosoin/kataru/st70906a.htm と二人の目的が一致していたので、人垣が十重二十重に取り巻いている作品はどんどんパスして、ターゲットに時間を集中しました。聖武天皇遺愛の品ということですが、とても奈良時代の楽器とは思えない素晴らしい保存状態でした。正倉院ってすごい!楽器の裏の万華鏡のような、星座のような美しい細工をHPで見て下さいね〜。LEDを使った照明も楽器をますますひき立てていたと思います。まさに眼福。眼福。
 眼福の後は築地に移動して、家族4人でお寿司をいただき、先頃NHK新人演芸大賞を受賞した、古今亭菊六さんの噺をパレットクラブ寄席で堪能しました。演目は「そば清」と「明烏」。「そば清」は星新一や「世にも奇妙な物語」に通じる奇妙な味のオチなので、子どもたちはとても喜んでいました。「大食いチャンピオンの真似もしてたのに、お客さん誰も笑ってなかったね〜。」と子どもたちは言っていたのですが、う〜〜ん。私も全然気がつかなかった。不覚!