おはなし会


今日は長男・長女がお世話になった小学校の6年生2クラスでおはなしを聞いてもらいました。中学入試の子は追い込みの時期。インフルエンザ流行の兆しもあるせいか、マスク姿の子が多かったです。
私は「ねこのくにのおきゃくさま」(ウェッタシンハ作・同名絵本)と「おしゃべりはだいきらい」(岡田淳作・放課後の時間割より)を語りました。
久しぶりに高学年に語ったので、ドギマギ・・・かなり悔いの残る内容でした。来週も同じおはなしを4年生に語るので、捲土重来を期します。
「おしゃべりはだいきらい」を語ってから、内容にちなんで「この小学校にプラタナスはあるでしょうか?」というクイズを出しました。私はあると信じていたのですが、内部に虫が喰ったとかで、3年前に伐採されていたのだそうです。毎年1回以上は小学校に来ていたのに、校舎の真ん前に植えてあった大きな木がなくなっていたことに3年間も気づかなかったとは!大きすぎて見えないってある?そんな自分にびっくりしましたが、今日一緒にクラスに入った仲間も気づかなかったそうです。ホッ。

写真は校舎北側の蠟梅。爽やかな薫りを漂わせていました。

今日で阪神淡路大震災発生から19年が経過しました。犠牲者の皆さまのご冥福と被災者の皆さまの平安をお祈りいたします。「放課後の時間割」の作者である岡田淳さんは西宮市で長年小学校の図工教師をなさっていた方なので、エッセイ集には小学校が避難所になっていた時期のことも書いてありました。今も被災地の皆さんは沢山の思いを生々しく抱えていらっしゃるのだろうと思いました。