柳家権太楼独演会@三鷹星のホール


昨日は権太楼師匠の独演会に行ってきました。
落語家の時知らず・・・と言いまして・・・そろそろ年末に向けて噺に慣れておかないと・・・と芝浜を始めるのかな?と客席を期待させつつ・・・それはない・・・で・・・入った噺は文七元結でした。
腕は良いのに博打で身を持ち崩した左官のお職人 長兵衛さんが本当に目の前にいるようでした。ペーソスが凄かった。もし、芝居で見るなら、長兵衛はビートたけしさんが良いな。今日の「文七元結」は座布団に座っても演目を何にするかなかなか決められなくて、噺の筋もあやふやだった。と「くしゃみ講釈」のマクラで語っていたのですが、本当かも?と思うくらい《登場人物はこれから起こる事を知らない》かのような一期一会感がありました。今回は最前列に座っていたのですが、周りではほとんどの人が涙ぐんでいました。
この噺、たった2日間の出来事だったんだなぁとびっくり。べっ甲問屋のカタブツ番頭さんの吉原オタク(?)ぶりは何度きいても可笑しいです。


帰り道にご自由にどうぞの月下美人の苗をいただいてきました。うまく育てられると良いな。


ハルピンという餃子屋さんで早い晩ご飯。
ジャガイモのシャキシャキサラダと唐元気(海老とにんにくの芽の炒め物)
餃子と小肉包。ジャガイモは太めに切っているのにシャキシャキですご〜く美味しかったです。