ルーブル美術館展
昨日は《深海展》の次に《ルーブル美術館展》にも行ってきました。
「アルテミス、通称 ”ギャビーのディアナ”」はチラシの写真より、入場券の写真の方がよりお転婆娘っぽくて好みです。だって狩りの女神じゃん。
つれあいはパリスのちょっとゆるんだ身体と子どもっぽい顔が面白いと言っていました。スパルタ王妃にして絶世の美女ヘレネを略奪して、トロイア戦争の元凶になった男。私も作者のスプーン一杯分の悪意を感じました(笑)大事な部分をちょん切ったのは、作者ではないと思いますが・・・。
各フロアの端っこで上映していた、地中海美術を紹介する映像が面白かったです。NHKで昔放映された『未来への遺産』や『シルクロード』を思い出しました。
会場の東京都美術館の玄関前には、傘の取り忘れを喚起する紙があちこちに貼られていました。長傘は館内持ち込み不可。今年は日傘を持つ人も多かったし、一時的に激しい雨が降っても、さっと回復した日も多かったし・・・。傘立てのキーを家まで持ち帰ってしまったら、ショックだろうな〜。いかにもやりそうなミスだけに他人事ではありませんでした(笑)
傘って象形文字なのかな?都合9本も縦横に並んでいると、ユーモラスな感じ。
東京都美術館には改装後今回初めて入館したと思います。お手洗いや壁紙やソファーはキレイになっていましたが、この壁面は同じでした。京の字が異体字で良く見ると、真ん中の口が日になってます。
オブジェも変わっていません。
イモムシ好きの私にはツボの遊具です。写真を撮ろうとして近づくと、いち早くイモムシに乗ってしまう5歳くらいの金髪の美少女がいました。その時は邪魔してるのかな〜?と思ったのですが、写真に撮って欲しかったのかも?と気づきました。個人情報保護法が出来てから、通りすがりの人を顔が認識できるように撮影することにためらうようになってしまいました。「『うめめ』みたいな面白い写真を撮ってみたいな〜シャッターチャンスかも?」と思ってもやはりシャッターを押せません。色々な場面で個人情報保護法は人と人の距離を遠ざけていると思います。
- 作者: 梅佳代
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