鈴本演芸場


海の日は鈴本演芸場 昼席に行きました。柳家喜多八師匠が主任(トリ)です。開場前に並んだわけではないのですが、最前列の中央に座ることができました。テーブルがないのはちょっと不便でしたが、やはり最前列は臨場感たっぷり!最高でした〜♪
林家正楽師匠がリクエストを募る前にササッと切った線香花火をする女の子の絵を頂きました。額に入れたら、写真をUPしますね。乞うご期待!

お目当ての喜多八師匠は『死神』でした。グリムの『死神の名づけ親』を三遊亭円朝が翻案した噺です。《病人の足元に死神が立っていたら、その患者は助かるので、死神払いの呪文を唱えれば、お礼がいただける。死神が頭の側に立っていたら、助からないので何もしないで帰ってこい》という死神のアドバイスに従って、にわか医者になった男はかまぼこ板にかな釘流の文字で看板をつくり、長屋に掲げました。そんなあばら家に何故すぐに大店の番頭が診察を乞いにきたかというと、占い師に「辰巳の方角に歩いて最初に当たった医者を呼べば治る」と言われたと理由づけしていました。「それは大した占い師だ」とにわか医者がつぶやいたのには笑いました。この占い師、本人は落語に登場しませんが、結構キーパーソンですよね〜(笑)


帰りに上野松坂屋地下2階のみはしでクリームあんみつを食べました。美味しかった〜。つれあいはところてんを食べました。こちらもさっぱりして、美味でしたよ。

一番上の写真は昼席がハネた直後の鈴本演芸場前です。夜席の主任は柳家喬太郎師匠。《夏のR-18 良い子は20時までっ!》という企画だったので、長蛇の列が出来ていました。