道楽亭三周年記念寄席

昨日はつれあいと、『道楽亭 三周年記念寄席 第三部』に行きました。会場は新宿文化センター小ホールです。新宿文化センターには久しぶりに行ったので、花園神社との位置関係を私は勘違いしていました(>_<)周りのビルの様子も変わっていてびっくり!このエリアには滅多に行かないので、浦島太郎状態でした。帰りは西武新宿駅にコマ劇場跡横を通って行ったのですが、大規模なホストクラブのイケメン看板に見とれたり、『野郎寿司』というネーミングに驚いたり(場所柄、ぴったりすぎて笑える)・・・寒風に震えながらも、ついついキョロキョロしちゃいました。

   第三部の演目は

 春風亭 一力   たらちね
 古今亭 文菊   壷算
 柳家  喜多八  首提灯
     仲入り
 古今亭 菊之丞  幇間腹(たいこばら)
 瀧川  鯉昇   茶の湯

喜多八師匠が小さん師匠の居合の話題から日本刀は恐ろしく良く切れるという話に移っていったので、これは首提灯かな?とワクワク。胴切りされた男の上半身が風呂屋の番台で働き、下半身が蒟蒻屋で働く小話が始まりました。わ〜〜い!首提灯だ!この噺、好きなんです。酔った勢いで、ヤバイヤバイと思いながらも引っ込みがつかず武士相手に毒づいてしまう町人と、抜くまいと思っているのに抜かずにはいられなくなる武士のやり取り。顔と声の使い分け・・・最高です。切られちゃった後の首と頭の動きはパントマイムみたい。あ〜楽しかった。
文菊師匠の『壷算』菊之丞師匠の『幇間腹』は何度も聴いていますが、何度聴いても面白くて楽しめます。好きな場面になると、『キタ〜ッ♪』って感じです。マクラも最高でした。「見た?見た?甘納豆食べたからって落語が上手くなるかよ。」にはお腹を抱えて笑いました。楽屋がピリピリするくらい気合いの入るお盆の鈴本演芸場・・・柳家さん喬VS柳家権太郎・・・これは行かなくちゃ!と思いました。菊之丞師匠は宣伝上手ですね(笑)
鯉昇師匠の落語を聴くのは初めて。先週還暦祝いの落語会を同じ会場でやったばかりだそうです。つれあいより年下なんだ〜。「私の落語は公務員オチです。時間になったら、さっさと終えて帰ります。」には笑いました。茶の湯に出てくる洗剤はママレモン。ライポンFって洗剤もありましたね。懐かし〜。

晩ご飯は体が温まるものにしました。
『博多っ娘』というお店で、私は長崎ちゃんぽん

つれあいは九州ラーメン大盛り

焼き餃子を半分こ。

生ビールもちょっと飲みました。