絵本エチュード展

バスがいっぱい!

バスがいっぱい!

この絵本の作者(そく・ちょるをぉんさん)は私の勤務先の元保護者さん(パパ)です。そくさんのHPはこちらhttp://eepari.com/news.html
西荻窪のギャラリーGARANで開催中の『sokuの絵本エチュード展』に伺いました。2013年2月22日(金)〜2月27日(水)11:30〜18:30

絵本のアイデアが膨らんでいく過程や推敲の過程もエチュード展だけあって、惜しげもなく見せてくれています。石(そく)さんは韓国の方なのですが、メモも全部日本語。
「石さんは絵本の内容を考える時は日本語で考えるんですか?」と聞いてみると、「はい。日本で出版するものなので、日本語で考えます。(韓国語で考えてから、日本語に)翻訳しようとしても、なかなかぴったりした言葉がないんですよ。」とのこと。言語は思考の道具なのですね〜。

『ぶびぶび』という言葉は韓国のオノマトペアだそうです。大人と子どもがほっぺをギュ〜ムとくっつけあっている絵のタイトルでした。日本語だとスリスリが近いけど、それではちょっと軽すぎるそうですよ。オノマトペアはずっと生理的で、民族ごとに血肉化されたものなのでしょうね。



勤務先の保育室に通っていたふたごちゃんたちも4月から小学一年生。元気いっぱいのふたりはパパに沢山の絵本のタネを提供しているのでしょうね〜。

ゴリラの絵がかかっている木製のオブジェはこのギャラリーの備品だそうです。「中に入ってみたくなりますね。」と言ったら、元気なふたごちゃんたちはもちろん、下の25センチくらいの隙間から入りこんだそうです。その話をしている時にママとふたごちゃんたちが登場して、早速実演してくれました。
石さん、すてきな作品と美味しいコーヒーをご馳走さまでした。
絵本にサインしてもらいました。「好きな動物は?」と聞かれたので、「猫!」と即答。ネコバスを描いていただきました。