中宮寺 如意輪観音


今日の朝日新聞土曜版を見ていたら、上の仏像の写真が出ていました。あれっ?如意輪観音菩薩だったの?私はてっきり《中宮寺弥勒菩薩》だと思ってました。中学生の頃から、半跏思惟像の弥勒菩薩なら、広隆寺の方が好きだな〜などと実物も見ないで言っていました。より中性的に見える広隆寺弥勒菩薩に魅力を感じていたのかな?当時から萩尾望都が大好きでしたからね〜。
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記事によるとこの仏像は聖徳太子の母、穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后がモデルだそうです。名作『日出処の天子』では実子を愛せない悩める母だったな・・・またじっくり読み返したいな・・・と一枚の写真からまたまたマンガ愛が蘇るのでした。
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こちらが広隆寺弥勒菩薩半跏思惟像。弥勒釈尊入滅後56億7千万年後にこの世に下生して、釈尊の救いに漏れた衆生をことごとく済度するという菩薩です。山田正紀の『弥勒戦争』も好きでした。