VWビートルのつけまつげ


今日は西荻図書館に行き、清水眞砂子さんの講演会を聴いてきました。通り道脇の駐車場でワーゲンビートルを発見。しかもつけまつげ付き!昔々ワーゲンビートルに乗っていたというつれあいに「ライトの上のつけまつげは標準装備なの?」と質問したら、「オプションだよ〜」とのこと。
目元をアップにしてみました(笑)


講演会のテーマは「ヒトが人になるために  いま、子どもの本にできること」でした。
新聞が読めるということは、《何が書いてあるのか理解すると同時に何が書かれていないのかを理解すること》という言葉や、学生さんの《だってここ(清水研究室)は安心してマジメになれるところだもん》《何を愛するかと同じに何を嫌悪するかをはっきり言う大人に初めて会った》《本当に悩んでも良いのですか?》の言葉が印象に残りました。
この消費社会で、大人としての生き方が問われているなぁ・・・。
マーガレット・マーヒーさんの訃報に関連して、「マーヒーさんのフルタイムで働く母の朝の慌ただしさを描写する力はすばらしい。」というような表現をなさったのですが、そこを切り取る清水さんのセンスが翻訳家ならではだなぁと思いました。