京都に行きました(6/30)
早くも先週のことになりますが、娘をお伴に京都に行ってきました。クラブツーリズムの『苔寺特別拝観』というツアーです。苔寺は小学生の頃、カレンダーの写真で見て以来のあこがれの庭。ワタリウム美術館で重森三玲展http://d.hatena.ne.jp/fumfum235/20120304/1330870086を見てから日本庭園への興味が増していたので、すぐに申し込みました。たまたま出発日前日が娘の誕生日だったので、ちょっと豪勢な誕生プレゼントにもなりました。
京都駅からいきなり本命の苔寺に行く予定でしたが、時間調整のため、近くの松尾大社に寄りました。20分しか自由時間がなかったので入れませんでしたが、松尾大社には重森三玲の名庭『蓬莱の庭』『上古の庭』『曲水の庭』があります。
不思議なめぐり合わせを感じました。酒醸造の神さまだそうです。樽酒が沢山奉納されていました。「中身入っているのかな?」と娘がつぶやいていました(笑)
茅の輪くぐりもしてきました。
苔寺(西芳寺)では般若心経の写経をして3回読経してから、庭園を拝観。池泉廻遊式庭園は静かで、『もののけ姫』のシシ神の森のようでした。ただ、苔で地面がおおわれているため、落ち葉が土に還ることがないせいか、病んだ感じを与える樹木が多いことが意外な発見でした。この庭は作られた当時から苔におおわれていたわけではないそうです。
次にバスで向かったのは清凉寺(嵯峨釈迦堂)。
笑福亭鶴瓶師匠に雰囲気が似ている住職さんのレクチャー付きで本堂の国宝釈迦如来や霊宝館の国宝阿弥陀三尊坐像を拝観させていただきました。釈迦如来はガンダーラ様式で釈迦が37歳の時の生き姿をそのまま刻んだという伝説があります。体内には絹で作った臓器の模型、頭には脳と思われる鏡が入っていたそうです。阿弥陀如来は光源氏のモデルともいわれる源融(みなもとのとおる)の面影を伝えているとか・・・。『源氏物語(現代語訳)』を読んだばかりの娘は熱心に見ていました。住職さんは小雨の中、バスを見送ってくださいました。
バスは宿泊先のホテル日航プリンセス京都へ。客室はこんな感じ。
まだ時間が早かったので、烏丸通りをお散歩してみました。
ロールケーキで一休み。一保堂のほうじ茶はご自由にどうぞでした。
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日銀の建物だった京都文化博物館の中庭でゆるキャラ発見。
郵便局もレトロで素敵でした。