まめ蔵寄席


昨日はつれあいとまめ蔵寄席に行きました。
古今亭菊六さんが二席
  火焔太鼓
  《仲入り》
  樟脳玉
樟脳玉はめったにかからない演目だそうですが、テンポが良く楽しめました。妻を失った風采の上がらない旦那さんが形見の着物を手に取っては「涙の種が・・・」と言って追想に耽るセリフが可笑しかったです。近くに座っていたご夫婦が、「『不動坊火焔』に似てるね。」と言っていました。不動坊の人魂はアルコール、こちらの人魂は樟脳が原料です。
子どもの時、兄が燃料用アルコールを脱脂綿にしみこませて、人魂を作って振り回したことがありました。アシナガバチやうなぎや雷魚を飼ったり、タライのワナで雀を捕まえようとしたり(これは失敗!)6歳年長の兄は良く遊ぶ昭和の子どもでした。

落語の後は恒例のお酒とカレーの宴。宮城のお酒《乾坤一》美味しかったです。店主・椌椌さんのお人柄でいつもたっぷりともてなしていただいた満足感を持って家路につける落語会です。

写真はブロック塀についたサナギからアゲハが羽化したところです。