臨床の詩学

臨床の詩学

臨床の詩学

昨日皇居の木陰で読んだ本です。イラストがちょっと怖いです。
精神科医の臨床でのあれこれを書いたエッセイ。
境界型パーソナリティー障害患者さんに対する率直な気持ちを書いている部分に妙に共感しました。仕事としての枠組みを堅持しつつ援助者として機能すること。バーンアウトすることなく持続的に福祉関係の仕事を続けるためには大切なことかもしれません。パーソナリティー障害の患者さんにとっては時間が薬。邪悪な?エネルギーが低下するまで、大過なく時が過ぎるのを気長に待つというのも卓見だと思いました。
♪時はいつの日にも親切な友だち〜 過ぎていくきのうを 物語にかえる〜♪ (荒井由実『12月の雨』) つらい事に出会った時、この歌詞が私の頭の中をリフレインします。私にとってはお守りです。
この本の中にずっと切れないエジソン白熱電球の話が出てきたのですが、ネットニュースにもカリフォルニア州の消防署で110年間灯り続けている電灯の話題が載っていました。
http://www.narinari.com/Nd/20110615730.html
不思議なことがあるものですね〜。
今日は晩ご飯のおかずに今年初めてゴーヤーチャンプルを作りました。
これを作ると夏が来た〜って感じがします。

勤務先の保育室では手足口病が流行り始めました。これまた夏が来た〜(>_<)って感じです。