中川一政展

今日プルトニウム漏出調査の記事が出ていました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110327-00000061-jij-soci
あまり見ていないのですが、TV解説者の論調も《落ち着きましょう。過剰反応しなくても大丈夫ですよ》路線からは離れてきた感じがします。

先週つれあいと中川一政展(@日本橋高島屋)に行きました。
《見観 目のおさめ様は・・・・・見観二つの見様 観の目強く見の目弱く 見つるべし》(宮本武蔵五輪書』より)という書にハッとしたので、そのまま栞にしたものをお土産に購入しました。観の目は全体を見渡す目。見の目は一つ一つを細かく見る目。保育には見観どちらも大切だけれど、近視眼的にならずに、時間的にも空間的にも広々とした視野を保つことは大切だなぁと思いました。
晩年の油絵はルオーに似ていると思います。まるで幼児画のように生きることと創造することが不可分になっている朗らかな作品群でした。書いている文章がまた魅力的。文人画の系譜に連なる人とも思い、期待以上でした。長生きするって良いな〜と単純に鼓吹されましたよ。

というわけで、清志郎さんの歌「サマータイムブルース&ラブミーテンダー」を貼り付けてみました。長生きしてぇな〜♪