柳家喬太郎みたか勉強会

今日は長男と一緒に『柳家喬太郎みたか勉強会』昼の部に行ってきました。もうすぐ6月なのに、フリースやダウンベストを着た人を結構見ました。今年のお米は大丈夫かなぁ?
勉強会なので、料金が独演会の時より安く、友の会価格だと2,250円です。しかも、チャレンジングな演目を聴けるなんて、とても良心的だと思いませんか?番組は、
 柳亭市也    子ほめ
 柳家喬太郎   そば清
      〈仲入り〉
 三遊亭時松   松曳き(そこつ大名)
 柳家喬太郎   双蝶々 小雀長吉  
三鷹名物 開幕前の諸注意で今日は新機軸が打ち出されました!曰く「メモを取るのはやめましょう」ドキッ!私は健忘症なので、時々キーワード程度のメモを取ってたんですよ。。。喬太郎師匠が枕で、「座布団ひっくり返してる時とかにメモ取っても良いんですよ〜市也×とかね・・・」と取りなして(?)くれてたのが救いでした。何故か今日は帽子を脱ぎましょうの注意はなかったです。客席の戴帽率が低かったのかな?
そば清の枕では柳家一門のとにかくしっかり食べなきゃダメ話が面白かったです。そば屋に入ったら、親子丼&ソバが基本。半チャーハンではなく、一人前のチャーハンとチャーシューメンを注文したら、「本寸法だねぇ」と褒められた・・・とか。私の実家は食堂をやっていたので、父も「ものっ喰いの悪い奴はダメ」主義でした。母も自分は胃下垂ですごいやせ形だったけど、自分のことは棚に上げて、ご飯を残すような男は全然ダメ主義だったような気がします。
双蝶々 小雀長吉 は聴いていて、なぜ人は悪党の話が好きなのかな?と考えさせられました。ピカレスクロマン。犯罪小説。フィルム・ノアール。実録もの。週刊誌。TVのワイドショー。。。喬太郎師匠の語りは一人芝居のようで、迫力がありました。私には番頭さんが特に魅力的でした。長吉にとっては曲がり角で待ち構えていたメフィストみたいな存在で・・・。

写真は風邪のお見舞いにFさんからいただいたクッキーです。かわいいでしょ!