長谷川等伯展

春分の日にようやく行けました。閉館時刻を20:00まで延長してくれていたので、17時過ぎに到着するよう、先にお墓参りをすませてからのんびり出かけました。おかげで待ち時間なしで入館。ラッキー!
お墓参りの帰り道、多摩湖自転車ロードで未明の大風で折れた木を発見。痛々しい姿です。

本当にひどい風でしたね。マッチ箱のような我が家は震度3の地震並みに揺れました。
長谷川等伯展は見ごたえ十分でした。
「波濤図」は直線的な岩の線と曲線的で様式的な波の線の対比が面白いと思いました。
「萩芒(はぎ すすき)図屏風」は画面の中にやすみなく風が吹き渡っているよう。秋生まれのせいか、とても心魅かれました。「松林図」には霧と冷たい空気を絵の中に入りこんで体感しているようなリアルさがあります。描かれていないものを描くことに長けた絵師だなぁと思いました。