サントリー美術館『おもてなしの美』展

3/14(日)最終日の午後になって、あわてて出かけました。娘はTOEICで東中野に行っていました。大江戸線に乗ったらお誘いメールしてみようかな?と考えながら西武線中井駅から大江戸線の駅に向かって歩いていたら、なんと本人がやってくるではありませんか!新聞屋さんから頂いた招待券2枚、無駄にしないですみました。\(^o^)/
最終日の割には館内はゆったり。象牙製のお顔のお雛様が美しかったです。お内裏さまが亀梨君風の美少年でした。お雛様より数段美貌!

梅、桜、お花見等をテーマにした作品が大部分だったので、春爛漫気分になれました。日本人は本当に季節感を大切にしていたのですね。
この美術展では安土桃山時代から江戸前期の焼き物のまるで抽象画のような現代性に圧倒されました。尾形乾山っておしゃれ!ゆがんだ形、コンクリートのようにザラリとした肌の伊賀焼の花入れも迫力がありました。

春つながりか、これって12枚組の春画の1枚目?という作品も何気なく展示してありました。着衣で複組の男女がお酒を酌み交わしている浮世絵です。遊郭で遊ぶ人々を描いた屏風の色っぽさも相当なものでした。

こういう美術展って、旅館や和食のお店の女将さんや板前さんも来るのかなぁ?料理の知識があると、この器にはこんな料理が似合いそうってすぐにイメージが浮かぶのでしょうね。