「出るのかよ?」 (by 『タイガー&ドラゴン』)/生活と表現展

今日は中瀬幼稚園の『生活と表現展』に行きました。お天気にも恵まれ、躍動する子どもたちの作品を堪能しました。今年は壁面に余白を残した作品展示の美しさと絵の具作品の色彩の鮮やかさに目を奪われました。年長さんが制作した土壁のお家には感動しました。私も大好きな福音館書店の『世界あちこちゆかいな家めぐり』(小松義夫 文・写真)にもインスパイアされているそうです。屋根は軽い方が良いからと麦わら帽子を置くセンス。最高!

世界あちこちゆかいな家めぐり (たくさんのふしぎ傑作集)

世界あちこちゆかいな家めぐり (たくさんのふしぎ傑作集)

一旦帰宅後、自転車で吉祥寺の前進座劇場に行きました。1時半開場、2時開演でしたが、開場時刻の10分前には到着。しか〜し、お隣の武蔵野市コミュニティーセンターの駐輪場にこっそり愛車(ママチャリ)を止めようとして、ドミノ倒し5台(涙)
『三人寄席』と題して、柳亭市馬さん『うどん屋』、入船亭扇遊さん『明烏』〈仲入り〉カンジヤマ・マイムさん、古今亭志ん輔さん『お直し』というプログラム。
市馬さんのうどんをすする音&所作とカンジヤマ・マイムさんの桃にむしゃぶりつくパントマイムが響きあい、『明烏』と『お直し』は廓話@吉原として響きあうという構成・・・だったのかな?
それはさておき、『うどん屋』の真っ最中に1列目右端の席に座ったアラウンド80?女性が携帯の着信音をかなり延々と鳴らしてしまいました。私はその真うしろの席だったので、ドキドキ。ところが、仲入り後のパントマイムの最中にまたまた同じ女性が携帯を鳴らし、あろうことか今度は電話に出て、最寄りのドアから廊下に出て行き、しばらくして何食わぬ顔で席に戻ってきたのです。まあ一番前、右端の席だからこその所業なのでしょうが、私と私の横に座った女性は思わず顔を見合わせてしまいました。あ〜びっくりした。着信音を消すには、電源をOFFするより出た方が早かったのかもしれませんけどね・・・。それにしたって、一回鳴らしてしまったら、懲りてくださいよ。ちなみに市馬さんは動揺を見せず、携帯が鳴ったことは完全にスルーしていました。

『生活と表現展』には美しいものが沢山。触れてみたいもの、裸足で踏んでみたいもの、寝転んでみたい場所・・園舎にも園庭にも五感を刺激するものがさりげなく点在しています。