柳家三三ひとり会


一月もあっという間に最終日になりました。(汗)
今日は武蔵村山市民会館小ホールに、柳家三三さんを聴きに行きました。昨日まで、てっきり会場は東村山だと思い込んでいた私。HPで確認してびっくり。しかも、武蔵村山市民会館って、徒歩圏に鉄道の駅がない!三三さんも枕で、「もっとも、武蔵村山市の子どもは鉄道の駅がないから電車ごっこはしない」なんていうちょっと失礼なくすぐりを入れていました。
結局、西武新宿線拝島行きで東大和市駅に行き、そこから都バスに乗りました。均一料金ではないバスに乗るのも久しぶりの経験だったので、ドキドキ。私の観察では後ろのドアから入る時にパスモかスイカをピッして、運転席の横の機械でもう一度ピッして降りる人が多かったです。私は後ろで整理券を取って、清算にはもうすぐ使えなくなるバス共通カードを使いました。
家から、約1時間20分かかって会場に到着。自由席だったので、開場を待つ列に並びました。
258席の会場に200人強の入りでした。初めて落語を生で聴くお客さんも多かったのか、三三さんはいつもより肩に力が入っているように感じました。
うしろの席の妙齢のご婦人が、木久蔵ラーメンの話にやたら喰いついて、結構な音量で「喜久蔵ラーメンは美味しかったわよ!」とお連れに力説していました。「三鷹公会堂名物諸注意アナウンスおじさん、カモン!」と心の狭い私は心の中でつぶやいていました。
演目は「真田小僧(ロングバージョン)」「締め込み」「蒟蒻問答」。
《「うぐいす」とかけて、「葬式の行列」と解く、その心は 鳴き鳴き(泣き泣き) 梅(埋め)に行く》というなぞときの名作を紹介してくれました。言葉の技、言葉の遊びって心のゆとりが生みだす文化ですね。
「締め込み」は二つ目時代に飯能の独演会で聴いた演目でした。今日は長男と一緒だったので、「枕がほとんど同じだったねぇ。あれ、でも何を話したか忘れちゃった。」とお互いの健忘症ぶりに笑ってしまいました。真打ちのお披露目会で好まれる演目の話だったかなぁ?