早朝寄席


鈴本演芸場早朝寄席に行ってきました。9:30開場。10:00開演。
二つ目さんの勉強会なので、木戸銭はわずか500円。エレベーターは動いていましたが、入口から3階の客席にダイレクトに行けるエスカレーターは運行停止していました。省エネ?(笑)帰宅後、菊六さんのブログをチェックしたところ、入場者は193名だったそうです。(ちなみに、鈴本演芸場は現在285席)予想以上の入りでした。
ジャニーズや宝塚、歌舞伎もそうなのかな?これはという人が成長する姿を見たい需要ってありますよね〜。菊六さんの出番は2番目だったのですが、終わったとたんに席を立って帰ったおじさんが一人いました。いや〜あからさまですな。
つれあいは午後からバンドの練習2件を控えていたので、重いベース持参で入場。締め切りのドアにベースをたてかけて、ドアに一番近い席に座っていました。私は正面の良い席に座りました。
菊六さんの演目は「権助提灯」風の強い晩に奥さんと二号さんの間を権助をお供に行ったり来たりする旦那さんがなさけなくて笑えます。粗野な田舎者の権助はちょっとしたトリックスター。痛快でした。
トリは早朝寄席初出演の柳亭市江さんの「禁酒番屋」。これはオチがスカトロもの。男子中学生あたりがやたらと喜びそうな筋書き。1升めと2升目の酔い加減の演じ分けとオチを良い塩梅にこなすのがキモだと思うのですが・・この噺はちょっと苦手かな〜。
終演後、外に出ると昼席の開場を待つ行列が出来ていました。平均年齢高し。笑う門には福来たる!でありますように・・・。
落語の後は黒船亭という洋食屋さんに入りました。私は洋食弁当Aというのにして、つれあいはハヤシライスとステーキ丼(ハーフ)にしました。ウエイトレスさんが「ハヤシライスはハーフにしなくても良いのですか?」と聞いてくれたのに、二人ともお腹がすいていたので、「大丈夫!大丈夫!」と答えたら。。。後悔しました。懐かしい感じの洋食は量もたっぷり。清潔で接客も感じよかったです。
写真の猫さんは上野で12/27(日)まで行われている『うえの華灯路 浮世絵行燈』の行燈のひとつをアップで撮ってみました。浮世絵の構図感覚・色彩って凄い!日本マンガ隆盛の源流は絵巻物・江戸絵画(特に若冲蕭白・仙突あたり)・浮世絵にあると思うな〜。