白梅子ども学講座
昨日は第8回 白梅子ども学講座『被虐待児と家族の支援からみえてくる、子育てで大切にしたいこと』を聴講してきました。
会場は東大和市民会館 ハミングホール。東大和市駅前の八百屋さんの日よけのおもりはカボチャ型。たぶんコンクリート製。面白〜い。
ペコちゃんはサンタ衣装。
児童養護施設で、自分の部屋の家具や照明器具や鏡を自分で選んで購入できるようにすると壊さずに大切にするとう話に納得しました。
お仕着せではなく、自分で選ぶということが、主体性の回復につながるそうです。
沢知恵さんが歌っている 塔和子さんの『選ぶ』という詩を思い出しました。
選ぶ 塔 和子
選ぶことは捨てることだ
百から十を
十から一を
選んで九十九を捨てる
この人を選んであの人を捨てる
この道を選んであの道を捨てる
ひとつの宝石
一枚の着物
一個の化粧品
選ぶことは贅沢なことだ
選ぶことは厳しいことだ苛酷なことだ
だが
人は選ばねばならない
どんなに多くのものに囲まれていようとも
自分の物にするとき
たったひとつを選ぶことを強いられ
同時に九十九を捨てることを強いられ
選んだ重さを負わされる孤独な存在だ
だが選ぶことは愛することだ
捨てた九十九より選んだ一が重くなるほど
選ぶことは捨てることだ
選んだ一のために九十九のさびしいうめき声をきくことだ
九十九のさびしいうめきを振りすてて
一を選んだ勇者はだれ
あなただ
私だ
この世に参加している
人間だ
被虐待児とその家族への支援について学びましたが、被虐待児から信頼される大人になるための構えはすべての子どもの保育にとって必要なことだと思いました。
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帰りに上井草駅ホームでガンダムの自動販売機を撮影してきました。
小さな駅ですが、発車のメロディーは『翔べ!ガンダム』です。