上橋菜穂子氏講演会
昨日は千代田区立日比谷図書文化館で《国際アンデルセン賞受賞記念 上橋菜穂子氏講演会―辿ってきた道、そして、いま―》を聴講してきました。
上の写真は日比谷公園内鶴の噴水。23区内が氷点下になり、つららができると新聞の夕刊でおめにかかることが多いですよね。朝日新聞だけなのかな?
レトロ建築好きの私にはツボです。日比谷公会堂。数年前に春風亭小朝師匠の落語を聴きにきました。
ファーマーズ&キッズフェスタ2014が開催中。青い風船が欅の梢にひっかかっています。
私は講演前に米粉入りベーグルで腹ごしらえ。和風金ゴマごぼうサラダ。珈琲は社長さんからのおまけ。美味しかった〜♪
千代田区立図書文化館は都立日比谷図書館だったところ。都民なら、図書貸出カードを作れるそうです。窓が大きく、書架の間が広く、居心地良さそうな図書館でした。平日は夜10時まで開館しているそうです。お手洗いが明るくて清潔なのもすばらしかったです。
講演は地下一階のホールでした。
上橋さんは立ったまま、軽快にお話されました。
父方のおばあさんが語りの名手だったそうです。作品の面白さにも講演会での語りの緩急自在さにもおばあさまのDNAがしっかと伝わっているなぁと感心しました。
ご先祖さまに柔術家がいたので、武道への関心は強いそう。その辺が『守人シリーズのカッコいい女用心棒バルサにつながっているようです。
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台東区根岸小学校で林家正蔵師匠と同級生だったそうです。背が小さかったので、前へ倣えをするといつも先頭。後ろの正蔵師匠から頭をはたかれたのを忘れていないと言っていましたよ。
創作の秘密や影響を受けた作家など、とても面白い講演でした。お父さんが画家でマンガは絶対禁止の家で育ったそうですが、中学生の時、友人に勧められて萩尾望都の『トーマの心臓』を読んだときの驚きも語っていました。それからは学校帰りに駅前の本屋でマンガ立ち読みの日々だったそうです。私は中1で『ポーの村』を読んでショックを受けたので、上橋さんはやはりちょっと年下なんだなぁ。
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