万年筆


風立ちぬ』の中に出てきた小物で、印象的なのは計算尺・煙草・シベリアの三つ。授業中に計算尺の単元があったような記憶があるのですが、中学の時だったのかな?使い方も意味もわからず、手も足も出ませんでした。シベリアはレトロなパン屋さんでは現役ですよね。煙草は公開直後に喫煙シーンが多すぎるとクレームがついたりしたのですが、映画を見たからって、真似するってものでもないような気がします。
 『風立ちぬ』を見て、昭和の気分が盛り上がったので、放置されていたペリカン社の万年筆にインクを入れて使ってみました。家にカラーインクしかなかったので、なんと紫色です(笑)インクを吸い上げさせるだけで、手を汚し、カードに文を書いた時にはペンだこが紫色に染まりました。インクが乾く前にこすってしまえば、カードも汚してしまいます。ボールペンって、手やデスクまわりを汚さないですむって点でも画期的な商品だったのですね。いや〜売れる訳だわ。
 ちょっと不便な万年筆ですが、しばらく使ってみようと思います。自分のクセ字にはコンプレックスがあるけれど、手で書くことが少しでも好きになれると良いな。