夕刊が好き!
- 作者: 松下竜一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1983/06
- メディア: 文庫
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今朝は6月8日(土)の日経新聞夕刊 松下竜一『豆腐屋の四季』の記事を読みました。《文学周遊》というシリーズで名作の舞台を記者が訪れて書いています。『豆腐屋の四季』は大分・中津市が舞台だそうです。
松下竜一が25歳の時、配達先の食料品店の14歳の少女(のちに二人は結婚する)を見染めて詠んだ歌
わが愛を告げんには未だ稚きか君は鈴鳴る小鋏つかう
そういえば、昭和時代のにぎり鋏には鈴がついていたな・・・としばし、郷愁の世界にひきこまれました。
やっぱり夕刊はどんなに忙しくても、読まずにリサイクルする気にはなれません。