夕刊が好き!

豆腐屋の四季―ある青春の記録 (講談社文庫)

豆腐屋の四季―ある青春の記録 (講談社文庫)

我が家は朝日新聞日本経済新聞を取っているのですが、私はどちらも夕刊が大好きです。夜出かけることが多かった週は、夕刊をためておいて、時間のある時にじっくり眺めています。そんなわけで、断捨離とは程遠い散らかる我が家です(>_<)
今朝は6月8日(土)の日経新聞夕刊 松下竜一豆腐屋の四季』の記事を読みました。《文学周遊》というシリーズで名作の舞台を記者が訪れて書いています。『豆腐屋の四季』は大分・中津市が舞台だそうです。
 松下竜一が25歳の時、配達先の食料品店の14歳の少女(のちに二人は結婚する)を見染めて詠んだ歌
  わが愛を告げんには未だ稚きか君は鈴鳴る小鋏つかう
そういえば、昭和時代のにぎり鋏には鈴がついていたな・・・としばし、郷愁の世界にひきこまれました。
やっぱり夕刊はどんなに忙しくても、読まずにリサイクルする気にはなれません。