方丈記

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日曜日に朝日と日経の書評欄を読んで、読んでみたい本はすぐに図書館にリクエストします。インターネット予約できるので大助かり。未所蔵の本でもすでに何人か待ちになっていたりして、面白いです。待ち人数は著者の人気度でかなり違うのですが、何故かバラバラの時期にリクエストした本なのに2〜3冊同時に順番が回って来ることが多いです。
今回は上の『方丈記』と『落語の国の精神分析』を同時に借りることになりました。琵琶をモチーフにした『方丈記』の表紙、好きです。

『落語の国の精神分析』では「らくだ」の分析と《「芝浜」だけでなく人情噺は私にとって、あまり落語らしくない、落語というものの本質からずれている根多と感じる》という記述に共感しました。巻末の著者と立川談春師匠との対談もスリリングでした。談春師匠の歌舞伎座には歌舞伎座の怪人が住んでいるという話に妙に納得してしまいました。大看板の相次ぐ訃報は怪人と無縁ではないのでは・・・(~_~;)
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今日はリクエストした本が3冊も揃って来ていたので、張り切って図書館に行ったのですが、図書カードを忘れてしまったので、延滞していた本を返却しただけで、淋しく帰ってきました。