山種美術館 竹内栖鳳展

新聞屋さんにいただいたチケットとUさんから誕生日祝いにいただいたカフェチケットを握りしめて、雨の中つれあいと恵比寿に行ってきました。
まずカフェチケットを使って、Tooth Tooth でランチ。ちょっと不思議な地下にあるお店です。黒と赤が印象的なインテリアで、アルゼンチンタンゴが似合う感じ。

選んだメニューは私はキッシュや鯖の燻製を盛り合せたランチプレート、

つれあいは鮭のムニエル・レモンバターソース。

ドリンクとパンはバイキング方式で取り放題。他にサラダかスープを選べます。

パンは小さめで種類が豊富。目移りしちゃいました。デザート代わりになるようなデニッシュ風のパンもありました。

恵比寿という場所柄か、お客さんもフロアスタッフもおしゃれな人多数。サラリーマングループも結構来店していました。カーディガン着用のおしゃれ男子グループに『3月のライオン』の零君みたいな子がいたので、目が釘付けになりました(^^ゞ
Uさんご馳走さまでした♪

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

お腹がふくれたところで、山種美術館へ。

これは安田靭彦画伯の字だそうです。旧字体の美を見て、火の上に羊でジンギスカン料理だ〜と思うのは私だけでしょうか?
竹内栖鳳(この字が一度で変換可能なのはウレシイ)の描写力はいつ見ても素晴らしいなと思いました。円山応挙からの流れも俯瞰できる構成で見ごたえがありました。
《班猫》のモデル猫の写真が見られたのも良かったです。沼津の八百屋の店先で猫を見染め、一度はあきらめたものの、再訪して自作の絵一枚と交換し、京都に連れ帰ったというエピソードには画家の執念を感じます。

《蹴合》という闘鶏を描いた作品の筆使いのスピード感と色彩にも感嘆しました。

森狙仙の《春風猿語図》の猿たちの表情が生き生きとしていてとても良かったです。なんとも人間的な味のある顔つき。今にも何やらツイートしそうな感じでした。(画像が見つからなくて、残念!)