きたくなるまち区民寄席・・・番外編

6月4日(土)につれあいと王子の北とぴあに行きました。丁度一年前には同じ会場で喬太郎師匠の『擬宝珠(ぎぼし)』を聴いています。うわっもう一年たったの!?
菊之丞師匠の『幇間腹(たいこばら)』は「あの旦那はシャレがきつくて・・・やだな〜行きたくないな〜」と寸前までぼやいていた幇間が旦那が待つお座敷の襖を開ける一瞬にテンション上げ上げお仕事モードに入るところが見モノでした。これは芸人残酷物語とも客商売残酷物語ともいえる、現代人も身につまされる噺ですね。。。。
三三師匠は『転宅』。これは楽しい間抜けな泥棒の噺。日曜日に西荻窪で菊六さんのを聴いたばかりです。高橋お伝の孫で名前ははんぺん・・・なんていう軽さが良いな〜。お刺身を盗み食いして、わさびがツ〜ンとするシーンを見たら、私もお刺身が食べたくなりました。
トリは笑点でおなじみの小遊三師匠で『くも駕籠』。酔っ払いのエンドレス話が面白かったです。
寄席と銘打っているだけに、独演会とは違うテンポの良さを楽しめました。

   三遊亭 小曲   たらちね
   林家 たけ平   紀州
   ナイツ      漫才
   古今亭菊之丞   幇間腹
       仲入り
   柳家 三三    転宅
   三遊亭小遊三   くも駕籠

帰りに高田馬場『清龍』でまぐろの刺身を食べました。満足。満足。我ながら、安上がりに出来ています。