プルートゥ

PLUTO 8 (ビッグコミックス)

PLUTO 8 (ビッグコミックス)

気になることがあります。福島第一原発の3号機は昨年9月からプルサーマル運転を開始し、MOX燃料(ウランとプルトニウムの混合)を使用していたのですが、地震後初期は一部で記事になっていたのに、その後事態の悪化に伴ってTVも新聞も全然言及しなくなりました。先ほど確認したら、産経新聞の過去ログ(運転開始の記事)もリンク切れになってました。ニュースが大本営発表化しているのだとしたら、怖いことだと思います。
私は2歳から中1まで茨城県日立市で育ちました。小学生の頃は日立市の南隣東海村にあった日本初の商業用原子力発電所は郷土の誇りという意識だったのですよ・・・。(イギリスから輸入したものだったことは今回初めて知りました。)
プルトニウムプルートー冥王星)にちなんで命名されたそうです。浦沢直樹の『プルートゥ』をつい読み直してしまいました。連載中はイラク戦争を連想しながら読んでいましたが、改めて読むとまた違う読後感になりました。アトム・ウランそしてプルートゥ・・・マンガではアトムとプルートゥによって地球の危機は回避されます。
福島第一原子力発電所で必死でがんばってくれている方々、地震津波の被災者の方々、避難や屋内退避の方々、手塩にかけた作物や原乳を廃棄しなければならなくなった農家の方々、ボランティアの方々・・・募金に協力し、節電する位しか私にできることはありませんが、1日も早い復旧・復興を祈っています。
夏の電力不足に備えて、今年から日本もサマータイムを取り入れるというのはどうでしょう?なんてことを考えました。