ストレス

勤務先の保育室では、余震が心配だったので昨日、今日と終日室内で過ごしました。いつもはパワフルな子どもたちですが、なんだか妙に静かです。
お昼寝中に「ママ!」とひと声叫んだ子もいました。子どもたちの食欲が落ちていなかったことには安心しました。さすがは給食が自慢の保育室です。

購読しているメルマガ(「親力で決まる子供の将来 」)で子どものストレスについてのアドバイスが紹介されていました。点線内が引用です。

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以下は、小児科の医師turubabaさんのツイッターからの引用です。
https://twitter.com/turubaba
ここから〜〜〜〜〜〜〜

子供さんのいるご家庭はニュースを見るのはやめましょう。
子供たちの顔を見ていてあげて、話しかけてあげてください。
今は大丈夫でも、後で熱を出したりおなかを壊したりするかもしれません、ストレスで。
今日の診療中、ストレスを抱えている子供たちが多数受診。
皆さん、テレビを消しましょう。

せめて、楽しい番組の録画を見せてあげましょう。
みんな目がきょろきょろして落ち着きがなかったです。
診察中、個室でお気に入りの映像を楽しめるのでみんな目がきらきらしていました。うれしそうにビデオを見ていました。
診察終わっても帰りたがらない子が多いのです。おうちでは楽しいビデオを見せてあげましょう。情報はインターネットでどうぞ。

ここまで〜〜〜〜〜〜〜

私も同感です。

地震津波原発に関するテレビ番組をこの数日間ずっと見ていたご家庭も多いと思います。
それによって、かなりのストレスを溜め込んでいる子どもも多いと思われます。子どもたちへのご配慮をお願いいたします。
災害や事故で命をなくしたり家族をなくしたりすることについて、不安を感じている子も多いと思います。
そういうことを話してきたら、まずは「こわいんだね。心配なんだね」と共感的にたっぷり聞いてあげてください。
その後で、「だいじょうぶだよ」と言って安心させてあげるといいと思います。抱きしめてあげるのもいいでしょう。とにかく、安心して安らかに過ごせるようにしてあげてください。

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日本小児科医会でも子どもの心のケアについての冊子を発行しています。
http://jpa.umin.jp/download/kokoro/PTSD.pdf


写真は以前近隣を散歩をしていて見つけたトカゲくん。それとも山椒魚???爬虫類・両生類好きな私にはツボです。