まめ蔵寄席

昨日はつれあいと吉祥寺の「まめ蔵」で古今亭菊六さんの落語を聴いてきました。開場早々に到着したので、図々しくも一番前の席に座らせてもらいました。中瀬幼稚園で喬太郎さんの落語を聴いた時より、高座に近かったです。思えば、落語をマイクなしの肉声で聴いたのはこの日が初めて。感激!
演目は『たがや』と『明烏
『たがや』は物語の流れに身を任せて、笑ったり、スカッとするのが正しい楽しみ方なのでしょうが・・・「え〜でも、江戸時代でしょ。士農工商身分制度の世の中だよね。たがやさんこの場は切り抜けても、その後どうなるの・・・」と考え出すと頭グルグルが止まりませんでした。で、「明日に向かって撃て」のラストシーンを思い出しました。
菊六さんの「明烏」を聴くのは二度目です。菊六さんは素で育ちの良い若旦那の風情の方。でも、前回も思ったのですが、札付きのワルのわりにはそこそこヨイヒトの源兵衛さんが良い味なんですよね〜。太助さんがボケで源兵衛さんがツッコミなのかな?この凸凹二人組が妙に好きだな〜。
終演後の懇親会では美味しい地酒とカレーをいただきました。とてもしあわせな夜でした。アルコールにてんで弱いので、味見程度にしか飲めないのが本当に残念!とりあえずのビール一缶でしっかり酔ってたし・・・(涙)
写真は紅蜀葵(こうしょっき・もみじあおい)です。夏って感じがしますね。