東京都庭園美術館
「ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし」という企画にはあまり興味がなかったのですが、招待券があったので東京都庭園美術館に行ってきました。この美術館は大のお気に入りスポットです。http://d.hatena.ne.jp/fumfum235/20091012/1255337256
ロトチェンコさんの鉄骨・直線フェチぶりには感銘を受けました。白金という場所柄かデザイン関係のお仕事ですか?という雰囲気のおしゃれな男性が沢山来場していました。美術館には個性的なおしゃれを楽しんでいる人が多いので、お客さんにも結構見とれてしまうことがあります。
庭園美術館にあじさいが咲いていました。原宿の同潤会アパートもあじさいが良く似合っていたなぁと思い出しました。古い建物特有の歪みのあるガラスが好き。
安田侃(やすだ かん)さんの彫刻の向こうに朝香宮邸がちょっぴり見えます。この彫刻は大理石製。触り心地が最高です。
帰り道でキダチチョウセンアサガオをパチリ。別名エンジェルストランペット。
ご近所のユリもとても見事。梅雨空に向けて灯りをともしているように見えます。
電車の中では穂村弘の「絶叫委員会」を読んでいましたが、何回も笑いをかみ殺しました。笑いながらも、言葉が異化する瞬間をとらえる詩人(歌人)の鋭い目を感じました。貴乃花は宮沢りえとの婚約を解消した時、記者会見で破局の原因を聞かれて、「愛情がなくなりました」と答えたそうです。凄い。
この本を読んで初めて穂村弘がペンネームだったことを知りました。
- 作者: 穂村弘
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 単行本
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