サブミナル映像?


《NHK「みんなのうた」の楽曲「コンピューターおばあちゃん」に不適切な映像が含まれていることがわかり、NHKは2日、映像を手直しすると発表した。

 この曲は、バイクに乗って宇宙を疾走する「おばあちゃん」のアニメーションが使われ、1981年12月の初放送後、たびたび再放送されている。2004年にDVD化され、通信販売で5000セット売られたが、それを見た人の指摘で、おばあちゃんの背景に女性の尻や胸、下着姿の写真がそれぞれ約0・1秒ずつ映っていることが判明した。NHKは通信販売の名簿を基に、購入者に新たに手直ししたDVDを送り、古いDVDを回収する。

 また映像が手直しされるまでは放送しないことも決めた。

 NHK広報部は「酸いも甘いもかみ分けるおばあちゃんの人生経験をイメージした映像表現だった。テレビ画面が大型化し、コマ送りもできる現在の視聴態様を考えると、ファミリー向けの番組としてふさわしくないと判断した」と説明している。》

上は読売新聞に出ていた記事です。(Yahoo経由)
これを読んでまず思いだしたのは「刑事コロンボ・意識の下の映像」
面白かったなぁ・・・刑事コロンボ。サブミナル映像って本当に有効なのでしょうか?

Wikipediaによると、1980年代初め、アニメ制作者がお遊びで筋に関係ないカットやメッセージを挿入することは結構あったそうです。NHK広報部はもっともらしい説明をしているけど、実のところ、制作者のちょっとしたイタズラだったのでしょうね。
少女マンガでも、仲良しの別の作家が群衆シーンの中などに自分のキャラクターを小さく書き込んだりするのが流行っていました。特に花の24年組と呼ばれる作家たちには多かったような気がします。絵本作家の林明子さんも、良く自分の絵本に別の絵本の登場人物をエキストラ出演させていますよね。

そういうお遊びって私は大好きだし、目くじらたてて回収する程のことじゃないのにな・・・と思いました。NHKのファミリー向けだと、『清く正しく美しく』なくちゃダメなのかな?AV機器の進歩も罪なことをしたもので・・・。
写真は我が家の駐車スペースの端っこに毎年けなげに咲くすみれ。清く正しく美しく、たくましいです。