ザ スピリット オブ ビューティー展

昨日、六本木ヒルズで工芸品好きの娘と一緒に『ヴァン クリーフ&アーペル ザ スピリット オブ ビューティー展』を見てきました。空間がゆったりしていて、展示の方法がおしゃれ。ジュエリーの影が印象的でした。
セレブ顧客の紹介と愛用ジュエリーの展示が人物ごとに暗幕に囲まれた占い小部屋みたいになっていました。ちょっとお腹のラインが目立つカトリーヌ・ドヌーブホログラフィーが各人の伝説を語るのですが、(小原乃梨子吹き替え)それが面白かったです。
マリーネ・デートリッヒもグレース・ケリーも娘にとっては「それって誰?」だったことにびっくり。TV(地上波)で古い映画が放映されることがあまりないからかな?
アール・デコのアクセサリーがとても素敵でした。庭園美術館で衣装もコーディネイトして装着した形で見てみたかったです。セキュリティーが大変そうだけど・・・。(>_<)

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上は1974年製作だそうです。
2009年のゴールデングローブ賞の受賞式でエヴァ・メンデスが白いドレスに合わせています。


こちらは1938年製作。第二次世界大戦は翌年始まります。展示品の中には1945年製も結構ありました。ナチスがパリを占領していたのは・・・なんて考えてしまいました。どういう社会情勢でも、富裕層は常に存在するのね。