今年の初アップルパイ


生活クラブ生協で雹の被害にあった紅玉を箱買いしたので、アップルパイを作りました。フィリングが甘さ控え目なので、パクパク食べられます。明日はバニラアイスを添えて食べよう!
 今日は柳家三三独演会(@練馬文化センター小ホール)に行ってきました。以前中村橋に住んでいたそうで、枕は西武池袋線関連の話題で盛り上がりました。大江戸線が新宿まで開通した時、伊勢丹が「練馬のみなさんはじめまして」というコピーの広告を打った話とか・・・としまえんの広告とか・・・江古田で各駅停車が三本の電車(レッドアロー・準急・回送!)の通過待ちをする話とか・・・。演目は「妾馬」と「三枚起請」でした。2005年3月小三治独演会@中野ZEROホールで初めて聴いて、「うっそ〜。この変わった名前の人、異常に上手い!」と感心したのが、myファーストインパクト。2006年3月に真打ち昇進。飯能の神社でやっていた地域寄席に家族4人ではるばる出かけてみたのが2006年9月。私は最前列で(唾かぶり?席)堪能しました。その頃はチケット取るのが大変なんてことはなかったのですが、今は若手実力派として大変な人気です。談春さんに比べて、客席の平均年齢がぐぐ〜っと高いのが特色。「ふっ・・・私はこの中では若手だわ・・・。」と思えるのがささやかにウレシイ。そして、何故か高座の最中に携帯が鳴ってしまうのも特徴かも?以前携帯が鳴るとどれだけ噺家はやり難いかを枕で熱く語ったら、翌日の天声人語にその話題がそのまま載っていて、びっくりしたのですが、今日も「三枚起請」のまっ最中に延々と鳴り続けてしまいました。持ち主さん、機械に弱いおばあちゃま???パニックになって、電源の落とし方を忘れた?それとも耳が遠い???なんて雑念が頭を去来しつつ、ネタの中に取り込んだり、突っ込みを入れたりして、必死に客席の集中を切らさないようにする三三さんに見とれたり、声援の拍手をしたり・・・。いや〜緊張しました。
 「妾馬」のお酒を飲むシーンで、やっぱり弟子だね〜小三治師匠に似ているな〜と思いました。今日はこれまでで一番師匠に似てると思う回数が多かったです。これまでは志の輔さんに似てるな〜と思うことが多かったです。特にお侍さんの出る噺だと・・・。
 帰り道、西武高野台駅からテクテク歩きながら、「三三のお女郎さんは長屋のおかみさん風だけど、談春の遊女(お女郎さん)は色っぽいんだよ〜。ねっとりして、私は嫌いだけどサ。」と旦那に話すと、「え〜あのゴツイ男(談春)の遊女が色っぽい?聴いてみたい!」と身を乗り出してきました。まったく、男というものは・・・(笑)