ぼくのゆめは・・・


昨日は氷雨の中、《ぼくのゆめは・・・アルバム発表記念コンサート》に行きました。会場は下北沢の北沢タウンホール

以前にこの本を読み、少年院の矯正教育(この言い方で良いのかな?ケースによっては愛着行動からの育てなおし?)に興味を持ちました。自分の中の感情や情動や迷いを表現できなかった少年たちが詩と出会って、お互いの言葉を味わいあい、認め合って行く過程がすばらしくて、読んでいてボロボロ泣きました。少年たちが書いた詩の言葉の切実さ、美しさにも心を動かされました。

『空が青いから白をえらんだのです〜奈良少年刑務所詩集』に掲載された詩に曲をつけて発表されたCDが『ぼくのゆめは・・・』です。
http://www.ad-lib.co.jp/cd001.html (CDについてはこちらをクリックしてね)
アーティストがそれぞれ自分の歌いたい詩に曲をつけたそうですが、なんと!まったくかぶらなかったので調整不要だったそうです。ぷちミラクル!

大好きな向島ゆり子さんがバンマスとして、アコーディオン・グロッケン・ピアノ・ヴァイオリンで素晴らしい演奏を披露してくれていました。ヴァイオリンをエレキギター風にピチカート演奏する姿、かっこよかった〜。

沢知恵さんの大島青松園コンサートに毎年ゲスト出演されている、中川五郎さんの歌はダイレクトに胸に響きました。少年たちの心が奏でる詩の普遍性を音楽に昇華していたからなのだと思います。

出演者は
 中川五郎
 よしだよしこ
 原マスミ
 白崎映美
 山福朱美
 古木眞理一神父
 スモールクワイア(イエスのカリタス修道女会聖歌隊
 伏見蛍(ギター)
 向島ゆり子
 西村直樹(ベース)
 熊谷太輔(パーカッション)
 末森樹(ギター)