OKバジを囲んで


6/7(土)はアサラゲコチャ(ネパール語で”希望を持つ”)主催の『OKバジを囲んで―OKバジネパール支援20周年記念スライド&トーク』に出かけました。
西武新宿線が大雨のために遅延していたので、スタッフとしては遅刻(>_<)。埼玉方面で大雨の影響があり、安全確保のためスピードを落として運転していたそうです。

3年連続で参加しているのですが、お話を聴くと心が「しん」と静かになります。いつも6月に開催されるので、「あ〜。もう今年も半分終わっちゃう」と内心焦ったりもするのですが・・・。

今回特に印象に残ったバジの言葉は、

やってみてがっかりするより、やらずにいてがっかりすることの方が多い。無理を承知で一歩踏み出す方が好き。

《ネパールの子にあって、日本の子にないものは?》
・エネルギー
・危険を予測し、身を処する智恵と身体能力。(時に大けがをする子も出るが、ネパールの親はほとんどダメと言わない。経験して学んでいく。)
・ケンカの程度を知っている (引き時、やめ時)。
・サバイバル能力
バジが「ちょっと座ろうか?」と誘うと、すぐに座布団用の葉っぱを調達してくる。もし頃合いの葉っぱがなければ、自分の履き物を座布団に差し出す。(これは内田樹のいう、ブリコルールだなぁと思いました)http://blog.tatsuru.com/2009/08/18_1001.php

《失敗したな と思うことは?》
・シナモンの木を植えて、1回支援してもらっただけで、以後自立した村がある。植樹は有効だと気づくのが遅かったことは残念だ。

速足歩きで健啖家、背筋がピンと伸びたOKバジ。元気なお姿に再会できて、うれしかったです。写真は『おおきなかぶ』をネパール語で語っているOKバジ。