早稲田狂言の夕べ


今日は職場を16時定時に飛び出して、第5回早稲田狂言の夕べを鑑賞してきました。大隈講堂(重要文化財)に入るのは今年2度目です。レトロ建築好きとしては入るだけで、気分上々。更に狂言の演目は素晴らしく、しかも入場無料でした!(*^^)v

解説 石田幸雄
狂言 蚊相撲  大名 野村萬斎 太郎冠者 中村修一 蚊の精 深田博治
        
仕舞 熊坂  本田光洋 地謡 中村昌弘 吉場廣明 本田布由樹 大塚龍一郎

            ―――休憩―――

狂言 小傘   僧 野村万作 田舎者 高野和憲 新発意 月崎晴夫 
        参詣人 内藤連 飯田豪 岡聡史 尼 石田幸雄

蚊相撲の大名は「隠れもなき大名」と名乗っているわりには家来がたったひとり。家来を増やそうとして、太郎冠者がリクルーターに・・・。旅先で出会った蚊の精を連れ帰ります。喜んだ大名は相撲が得意と聞いて、相手になりましたが・・・。はてさて・・・。
解説によると白い着物を着るとそれは裸を表現するのだそうです。上半身は白い襦袢姿の萬斎さんvs面をつけ、長い口吻をくわえた蚊の精の相撲の動きが本当に可笑しかったです。
ちょっとメルヘンチックな内容、声を合わせる謡の魅力。動きの躍動感。最高でした。太郎冠者は娘より年下のイケメンな若者でした。血筋の人だけでなく、着々と後継者を育てているのだなぁと感心しました。

今日は沢山歩きました。