リュウグウノツカイ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/deep_sea/?id=6105302
深海魚のリュウグウノツカイが秋田県男鹿沖で漁船の網にかかったそうです。とても衰弱しているけれど、生きたまま水族館に運ばれたそうです。赤い背びれがきれい。名前負けしていません。
上はニュースの写真ではありません。死体が漂着することはたまにあるようです。
昨年、国立科学博物館で開催された『深海展』がとても面白かったので、リュウグウノツカイにも親近感が湧きました。
『深海展』に展示されていた生き物は凝った名前のものが多かったです。私が驚いたのは、《ヨモツヘグイニナ》という巻貝。
http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/project/3D/ct_scan/data24_heguinina.html
ヨモツヘグイというのは、古事記のイザナギ・イザナミ神話に出てくる言葉。
黄泉の国のかまどで煮炊きしたものを食うこと。その後は現世に戻れないと信じられた。
生命が誕生した場所かもしれないと考えられている、深海のチムニー周辺に沢山棲息している貝がヨモツヘグイの名を持つ。面白いな〜。