フランシス・ベーコン展


今日は私にしては、忙しい一日でした。
まず午後1時から中瀬幼稚園の年中組に『ひなどりとネコ』を語ってきました。急に暑くなったので、子どもたち 疲れ気味かな?と心配していたのですが、しっかりと聴いてくれました。ホッ。母の会の方が手作りして下さった無患子(ムクロジ)と数珠玉を使って作ったストラップを頂きました。うれしい!
帰りにウグイスの初音も聴きました。
ボトルブラシの花も満開。

日経新聞の販売店から頂いていたフランシス・ベーコン展の招待券の有効期限が今日までということに昨日気づいたので、慌ててつれあいと行ってきました。前回の日曜美術館で取り上げられらばかりです。気持ち悪い絵だな〜何だか暴力的な感じがするな〜という第一印象から脱却し、興味が湧いてきたのでナイスタイミングでした。

顔というものへの揺らぎ感が印象的でした。ものすごく雑然としたアトリエの様子や肖像画は写真を見て描いていたという情報から、まったく根拠のない直観なのですが、自閉症の方の当事者研究本に出ていた家族の顔を見分けられないという言葉との共通性を感じました。
モンタージュされた総体が結局誰でもない感じ。『1984』や『ブレードランナー』を連想しました。ひとつの画面が多義的であること、すごく映画的な経験でした。

ベーコン展を見終わって、毎日新聞社前で信号待ちをしていると、お濠端にほほえましいハトのカップルを発見。


仲よき事は美しきかな・・・という風情でしたが・・・

あれれ・・・人前でチュウしちゃいけませんよ・・・

てか・・・ディープキスっすか?

え?ハトもマウント行動をするの?

と考えている間に何事もなかったかのように背中をむける二人でした。チャン!チャン!
以上、1回の信号待ち中の撮影です(笑)