沢知恵 ライブ@ラ・カーニャ いいうたいろいろ春


昨日はつれあいと沢知恵さんの季節公演に行きました。つれあいは4月のライブに向けて練習があったので、現地集合。席についてから、検討したところ小田急線の同じ急行に乗って来たようですが、新下北沢駅トラップを脱けるのは私の方が数分早かったようです(*^^)v
1曲目はボブ・ディランの「Blowin' in the Wind 風に吹かれて」今回はアカペラではなく、最初からピアノと一緒。墨で直接描いたみたいな水玉模様の入ったグレーのドレスがとても素敵でした。
「朧月夜」や「荒城の月」(ジャズバージョン)「制服」「なごり雪」「卒業写真」・・・と春の歌がいっぱい!力強いピアノに新学期準備疲れも吹き飛びました。
「制服」は松田聖子の8枚目のシングル「赤いスイートピー」のB面だったそうです。そうか〜まだレコードだったんだ〜。主観的にはほんのちょっと前なのに・・・。メディアの移り変わりのスピードにびっくり。
「大きな木」は聴くたびにどんどん好きになります。早くCDになると良いな。アンコール曲の宮川彬良さんの曲に詞をつけた歌はフランス映画の劇中歌みたい。透明感のある美しいメロディーでした。津波に大切な人を奪われた方への思いが歌になったそうです。
保育の仕事をしていると、子どもは日々身近な人のたたずまい、考え方を取り込んで自分を創っているように見えます。家族や友だちや先生のすてきな所もヘンな所も、これは!と思うと取り込み、時々は消化不良を起こして混乱したり・・・。真似というよりはもっと深い関係。「あの人なら、こんな時どうするかな?」の答えが無意識のうちに発動するような関係。人はその心と体に、出会ってきた沢山の他者のカケラを内在化しているような気がします。そんなことを考えさせられました。