までいの村


日経新聞夕刊のコラム『遠みち近みち』にこんな記述がありました。
飯舘村は「までい」の村である。この地方の言葉で、丁寧に、大切にを意味する。両手を意味する「真手」が語源であり、片手でなく、両手を使った仕事であり、ゆっくりした生き方につながる。
私の父は現在NHK朝ドラの舞台安曇野堀金村出身ですが、その父から時々「まてい、まていにやるだわ・・・」と小言を言われた記憶があります。家の手伝いも宿題も「やればいいんでしょ。やれば・・・。」という態度で雑にこなす娘に呆れての言葉だったのかな?《までい》と《まてい》 濁音のあるなしの別はありますが、地方に古語が残るという例なのかもしれません。
私は相も変わらず、何かとやっつけ仕事に傾きがちな毎日ですが、なるべく《まてい》に生活したいと思っています。
ところで、連続テレビ小説『おひさま』の何が気になるって、地元の人は「安曇野」とは言いません!豊科、穂高、三郷、堀金、明科・・・いったいどこよ?って感じ。「あれは幻想の安曇野だよ」と地元の友だちはクールにつぶやいていました(笑)

6月の電力消費は209kwh 前年度比約63% でした。圧力鍋とお櫃が大活躍しています。(^_^)v

上の写真はみずみずしい額あじさい。霧雨に良く似合っています。
一方、我が家のあじさいは先週後半の暑さですっかり傷んでしまいました。でも、アイボリーのレースがついた紫色のアンティークドレスのよう・・・。末枯(すが)れるという言葉が似合う風情です。


今日は生活クラブ生協を広めるキャラバンに参加する予定でしたが、開始時刻から雨が降り始めて中止でした。まったくお役に立てなかったので、せめてCMを貼り付けておきます。ピーター・バラカンさんは好きです。

生活クラブから届く岩手の肉厚わかめと高橋徳治商店のおでん種は我が家の定番食材。一日も早い復興を祈っています。
上井草駅前のガンダムも雨の中で応援しています。