マイケル・ジャクソン

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

マイケル・ジャクソンを追悼する言葉の中で一番印象的だったのは、ユリ・ゲラーの「子ども時代を失い、突然有名になり、伝説になり億万長者になった。大変な人生だったと思う。」でした。ユリ・ゲラーのことは長年の親しい友人と書いてありました。その他に追悼のコメントが紹介されていた人の中でマイケルの友人と書かれていたのは、エリザベス・テイラーライザ・ミネリブルック・シールズマーク・レスター・・・そうです。み〜〜んな子役出身!幼くして、商品としてワールドワイドに流通してしまった方々です。子ども時代を失った者同士にしかわからない気持ちを共有していたのでしょうか?遺産を父親には残したくなかったのは、父親に利用された、子ども時代を奪われたという恨みがあるのかなぁ?マイケルのネバーランドって、失ってしまった子ども時代を取り戻すための絶望的なあがきのように思えます。
マイケル・ジャクソンの写真を見ていて、連想したのは「シザー・ハンズ」のエドワード(ジョニー・ディップ)。似ていると思いませんか?フリーク性と孤独。岡崎京子の「へルタースケルター」も思い出しました。りりこは女だけあって(?)タフだけど。
ともあれ、ご冥福をお祈りします。