うるさい!じゃま!あっちいって!

まよなかのだいどころ

まよなかのだいどころ

2歳児といえども、「うるさい!」「じゃま!」「あっちいって!」くらいは折々言いたくなるみたいです。
今日はお散歩の帰り道で、ずっとしゃべり続ける女の子に対して、一緒に歩いていた子がおふざけっぽく「うるさい!」と言い返していました。言われた方も全然気にせず、「うるさい!」と応戦。ジャブを打ち合う感じで言葉の世界を広げていたふたりでした。
「うるさい」という言葉で反射的に思い出すのは、モーリス・センダックの「まよなかのだいどころ」。神宮輝夫訳。「うるさい。しずかにしろ」というセリフが出てきます。
センダックの絵本には幼児の生理が色濃く反映されています。皮膚感覚、意識下、混沌、怖れ・・・不世出の絵本作家だと思います。
かいじゅうたちのいるところ

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まどのそとのそのまたむこう (世界傑作絵本シリーズ)

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