ふくろうさん


今日は仕事の後、池袋に行って、赤坂憲雄さんの講演会に参加しました。《震災・差別・ケガレ 3.11後の「東北学」》というテーマです。申し込み先着100名でしたが、参加出来なかった人やキャンセル待ちの人もいたそうです。講演終了後、質問用紙に熱心に記入している人も大勢いました。
震災後に陸前高田の松を京都五山の「送り火」に使用することを拒否した事件や、「怪しいお米セシウムさん」というテロップが流れてしまった事件などを民俗学の立場から解説してくれました。
縄文人の末裔でマタギなどの狩猟文化が残っている東北には、屠畜などを差別する心がほとんどないそうです。

《「東北学」の第二ステージは被災地を歩くこと》という言葉が心に残りました。