思い違い

8/28(土)に家族4人で中野ZERO小ホールに行き、『柳家三三独演会 夏』を聴いてきました。演目は「佃祭り」「かぼちゃ屋」「不孝者」でした。
「佃祭り」は『情けは人の為ならず』を地で行くお話。人情噺の要素と長屋の面々が大慌てで執り行うお通夜のドタバタの要素がうまくミックスされていて、長さを感じさせませんでした。人物の演じ分けが上手でテンポが良いからなのでしょうね。
ところで、『情けは人の為ならず』は《人に親切にしておけば、必ずよい報いがある》という意味ですが、《情けをかけることは結局その人の為にならない》と誤解している人が多いそうです。
実はかく言う私も中学生の頃までそう思っていたひとり。「中途半端な優しさは相手のためにならない。」と真剣に考えていました(笑)
思い違いは他にもあって、「今日の日はさよなら」の歌詞も「いつまでも 絶えることなく 友だちでいよう〜」を「いつまでも 耐えることなく 友だちでいよう〜」だと思い込んでいました。思春期の女子の人間関係は結構複雑でデリケート。相手に合わせて、耐えることなく、お互いに自然体でいられる友だちが欲しかったのでしょう。典型的なB型気質の私でさえも。
写真は我が家の廊下の天井をお散歩していたヤモリ。つぶらな瞳がかわいいでしょ?